Written by Tomihiro Akutsu

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【永住権】オーストラリアの医療の仕組み。メディケアカード。医療費は無料は本当なの?

オーストラリアの医療事情についてちょっと書いてみます。
永住権を取得してはや6年。2020年1月にこちらで入院・手術をする経験をしたので、その経験に基づき、書いていきたいと思います。こちらの医療制度は日本と違っていますので、初めての方には必見です。

日本とオーストラリアの大きな違い

オーストラリアの専門医紹介制度で、日本の医療のようにすぐに専門医のところに行けないと言うのがあるので、日本の医療システムの方が便利だな、と思うことはあります。
日本のように開業医それぞれに専門はなく、日本ですと耳鼻科、内科、外科、皮膚科など直接専門の病院に行くことができますが、
オーストラリアの場合はGP(General Practitioner)一般開業医がまず診察します。
そこで対応できれば、処方箋で薬をもらって終了しますが、そこで判断できない場合は
専門医や病院を紹介され、紹介状をもとに次のプロセスに進みます。

永住権を取ってできること 第一弾 メディケアカード(保険証)の普及

前回、永住権を取る道ということでブログを書いておりましたが、永住権を取るとメディケアカードを申請することができます。これにより、医療に関しては一般開業医(GP)※ただしBulk Billing対応のところおよび公共の病院での治療は入院も含めて無料で受けることができます。

バルクビリング(Bulk billing)とは?

  • 一般開業医が国が定めた診察料金のみを請求する開業医のところ。
  • Bulk BillingをうたっているGPがどこにあるか確認する必要があります。
  • 国が定めた診察料金はメディケアで負担してくれます。

図1 オーストラリア医療の仕組み
オーストラリアの医療は、5つの分野に分けられます。

  • 一般開業医(General Practitioner-GP)
  • 検査機関(Radiology, Pathology (レントゲン,超音波、 血液検査、尿検査等))
  • 専門医(Specialist)
  • 2種類の病院(PublicおよびPrivate)
  • 薬局(Chemist)

オーストラリアで病気やケガをした場合、直接“GP”と呼ばれる一般開業医で診察を受けます。その後にGP が専門的な検査や診断が必要と判断すれば、それぞれの専門医(Specialist)や病院(Hospital)に連絡を取り、予約を入れてくれます。オーストラリアでは、緊急の場合をのぞいて予約なしで直接、専門医や病院に行くということはありません。

ココに注意

日本のようにその日に診察ができず予約が数日後になってしまう場合もあるので、早めに診察することをお勧めします。どうしても高熱で我慢できないなどがある場合、Emergency(緊急病院)で診察を受けることになります。

病気やけがをした場合の流れ

具合が悪くなったときはまず、GPに電話をして予約を取ります。薬の流れは、日本と同様で処方箋を書いてもらい薬局に買いに行きます。風邪や軽い病気やケガの場合はGPの診察だけで済みますが、専門医の診断や検査が必要な場合は紹介状を書いてもらい、診察を受けに行きます。GPに紹介してもらって検査や専門医の診察を受けた場合でも、結果はGPに報告されますので、再度、GPに結果を聞きに行きます。GPは検査結果や、専門家の診断をもとに総合的な診断をしてくれます。

かかりつけのGPがいReba、以前の治療や処方箋の記録などがあるので、素早く対応してもらえて安心です。
きちんと話を聞いてくれ、わかりやすく説明してくれる、信頼できるドクターを見つけておくといいと思います。

図2 病気やけがをした場合の流れ

自分の経験上の入院の流れ(PUBLICシステムを使用した場合)

緊急性のない形で入院して手術するものは結構ありますよね。思いつくところといえば、骨折、盲腸、ヘルニアなど手術が必要となりますが、その場合の流れについて説明します。まず、緊急性がない場合はGPに行き、GPがPUBLIC病院の申請をすることになります。
命に係わる緊急性により、PUBLIC病院ではカテゴリ1、2、3というように分けられ、
手術は1週間以内、3か月以内、6か月以内というような形に分かれます。
PUBLICシステムの場合にはたくさんの患者(無償)がいるため、待たなければなりません。
ただし、症状が変化したり、痛みを伴う場合は必ずGPに再度あって手術日程を変更もしくは緊急病院にて対応することになります。

そのため、この時間に待てない場合や病院側のスケジュールに合わせられない場合には、プライベート病院で対応することになります。
ただし、医療保険に加入していないと高額な金額を支払うことになります。

図3 パブリック病院で手術する流れ

図4 プライベート病院で手術する流れ

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