Written by Tomihiro Akutsu

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料理

サンシャインコーストお弁当料理教室 – 三段弁当と祖母の味がつなぐ日本の心と家族の絆 🍱✨

祖母と三段弁当から学んだ“ありがとう”の心

オーストラリア・サンシャインコーストで日本料理教室を開くきっかけになったのは、祖母が残してくれた一つのお弁当箱でした。
私の大切な三段弁当は、昭和9年(1934年)に作られたもの。
なんと93年もの間、家族の歴史とともに息づいてきました。

今年の4月、私は日本に帰国し、10か所の料理教室を終えた後、「今しかない」と思い立って祖母に会いに行きました。
いつも「おかげさま」「ありがとう」と言っていた祖母に、どうしても感謝を伝えたかったからです。
病室に入ると、祖母は静かに目を閉じ、苦しそうに呼吸をしていました。
言葉を発することはできなくても、何かを伝えたい気持ちが表情ににじんでいました。

私は手を握り、そっと話しかけました。
「おばあちゃん、ありがとう。おばあちゃんの料理が、お母さんに伝わって、私も受け取って、今はオーストラリアで料理教室をしているよ。」
そう言うと、目を閉じていた祖母がゆっくりと目を開け、まっすぐ私を見てくれました。
その瞳に込められた想いが胸に届いて、涙が止まりませんでした。
あの瞬間が、祖母と私の心が一つになったように感じています。

その翌朝、祖母は静かに旅立ちました。
まるで「ありがとう」を伝え終えたかのように、穏やかな最期だったと聞きました。

サンシャインコーストで体験する和食教室の魅力

私のお弁当料理教室は、ただ料理を学ぶ場所ではありません。
**「日本の伝統を味わい、家族の絆を感じる時間を共有すること」**を大切にしています。

オーストラリアに住む方々が「和食に挑戦してみたい」「子どもと一緒に日本文化を学びたい」と、毎回たくさん参加してくださいます。
「日本料理教室 サンシャインコースト」「お弁当 作り方 教室」といった言葉で検索して見つけてくださる方も増えています。

現在、サンシャインコーストのNoosa・Yandina・Doonan・Buderim・Baringaなど複数の場所で教室を行っています。
それぞれの地域で、地域の食材や季節を取り入れた「和の時間」を体験していただけます。
また、ご希望があればご自宅やAirbnbでのプライベートレッスンも承っています。
「オーストラリア 日本弁当 クラス」を探している方に、ぜひ知っていただきたい特別な体験です。

三段弁当で再現する昭和のお弁当 – 家族の歴史を味わう

昭和のお弁当は、見た目はとても素朴です。
でも、一品一品に「愛情を表現する工夫」が込められています。

おばあちゃんの知恵弁当は、特別な材料は使わなくても、心が満たされる味でした。
ふわっと甘い玉子焼き、ほんのり塩気を効かせたおにぎり、香ばしい照り焼きチキン…。
こうしたおかずを詰めるたびに、「食べる人に喜んでもらえますように」という祈りが込められていました。

教室では、三段弁当の詰め方、味のバランス、色合いの工夫を一緒に体験していただきます。
「家族の歴史と伝統を感じる三段弁当レシピ」は、ただの調理ではなく、大切な想いを受け取る時間です。

親子で一緒に詰めると、作る時間そのものが宝物になります🌿
「おばあちゃんの味を受け継ぐ感動の日本弁当ストーリー」に共感してくださる方がいるのは、何よりの励みです。

初心者も安心!お弁当作りクラスの流れ

「料理が苦手だから不安…」「初めてだけど大丈夫かな?」
そんな方もご安心ください。
お弁当料理教室は、初心者の方に寄り添ったプログラムです。

クラスで学べること

  • 素材の選び方: 新鮮で安心な食材を見分けるコツ

  • 色のバランス: 赤・黄・緑を活かした美しい盛り付け

  • 味の調和: 甘味・塩味・酸味をバランス良く

  • 詰め方: 隙間を埋める詰め方で崩れにくく

お弁当は「食べる人のために作る愛情の表現」。
それは祖母から母へ、そして私へと受け継がれ、今はサンシャインコーストの多くの場所で広がっています。

お弁当がつなぐ想い – 祖母のレシピを未来へ

葬儀の準備をしながら、祖母の96年間の写真を集めてスライドショーを作りました。
そこに写る祖母は、いつも料理を作っていました。
台所に立つ後ろ姿、畑で野菜を抱える笑顔…。
どの瞬間も「おかげさま」「ありがとう」があふれていました。

三段弁当を開けるたび、祖母の声が聞こえる気がします。
「しっかり食べてね」「元気でいてね」――
それは料理を超えた、無条件の愛のメッセージです。

料理には言葉を超えて人をつなぐ力があります。
教室でお客様が「この味、懐かしい」と笑顔になったとき、祖母がここにいてくれる気がします。

おわりに – おかげさまの心を、ここから

祖母が最後に目を開けてくれたあの日。
あの瞳に「これまでありがとう」という気持ちがあふれていた気がします。
私も料理を通して「ありがとう」を伝えられる人でありたい。

サンシャインコースト各地で一緒にお弁当を作り、日本の心を感じる時間を過ごしましょう。
皆さまにお会いできる日を楽しみにしています🍀✨

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